行燈旅館
東京 台東区・三ノ輪駅徒歩5分
都電が走り、下町情緒あふれる街の東京初デザイナーズ旅館
旅をして「ただいま」と帰る宿
都電が走り、下町情緒ある台東区・三ノ輪エリア
昔ながらの落ち着いたにぎわいと、浅草徒歩圏、上野・銀座・六本木直通の利便性。
行燈旅館を拠点に、東京の日常をおたのしみください
私たちが大切にしていること
食べること
石井家のご飯
お母さんのご飯は毎日食べても飽きないし、国籍を問わず懐かしい気持ちになったり、新しい冒険の味だったりする。
お母さんのその日の気分や、季節の感じ方、時には味付けが決まらないこともあるかもしれない。それでも毎日買い物に行って、食材を選んで、シンプルに調理する。昭和の家庭の朝ごはんの定番は、ちゃぶ台の上に鯵の干物とご飯、味噌汁。出来合いの総菜が日常に溢れている世の中でも、こういうシンプルな家庭の味が、一番のご馳走だと思う。
家庭の味を大事にする行燈旅館では、献立を工夫しながら、現代の日本人でも忘れてしまった味を継承し進化させて『石井家のご飯』として提供しています。健康的なメニューで、ほっと一息を感じられる食事を味わっていただくことが、最高のおもてなしと私たちは考えています。
居心地がよいこと
旅と骨董
館主の趣味は骨董品収集だ。
旅先では必ず骨董品屋と骨董市に出かける。地元の骨董品屋のオーナーと話ながら買付けをすることが集められた品々と共に良い思い出となる。最近ではこれにお味噌が加わってきた。
一階の水屋ダンスはもうすぐ100歳、建物を建てる前から蔵に預けていた。この水屋ダンスを収めたくて、空間作りに苦労した。天井にあるウサギのガラス絵も少しずつ集めて、やっと天井に収まった。全て館内にある骨董品は全国各地から少しずつ行燈旅館に集まってきた品々だ。
私にとっての居心地の良さは好きな々と一緒に暮らす事。お客さまにもこの居心地の良さを感じていただけたらと思う。
骨董茶屋で使っている食器類もほとんどが骨董市で集めてきたもの。決して高価ではなく、普段使いができる物、どこか楽しかったり、懐かしかったりが買い付けの基本です。
おすすめ宿泊プラン
ごあいさつ
行燈旅館へようこそ。
2003年6月に開業して以来、多くの海外・国内のお客様にリピートしていただいている、東京では珍しいデザイナーズ旅館です。日本の古き良き家庭料理のお献立を基本に、一汁三菜にしてお出ししています。
30年近く海外のお客様と向き合う中での数多い質問の中の一つに「普段日本人が食べている和食を食べたい。お店を紹介してほしい」があります。この質問には、しばしば答えに迷います。外国のお客様の目には「東京はラーメン屋さんとお寿司屋さんしか、ない」と写るようです。たしかにハッキリと「ここが普段の日本の食事だ」と言えるお店はありそうでなく、数も多くはありません。
また最近は、日本のお客様からも「家庭で魚を焼くことがない」と聞くようになってきました。 そこで、毎日、近所の市場で旬の魚と野菜を仕入れ、私たちが普段食べてきたお母さんの味、言うなれば「館主・石井家のご飯」を提供することに決めたのが旅館1階「骨董茶屋 福行燈」のはじまりです。
「骨董茶屋 福行燈」では、心を込め、安心、安全な食材を使い、日本人の長寿に一番貢献している食を提供したいと、日々買い出しに行き、献立を練っています。お客様には、和食はもちろん、洋食も中華も日本テイストが混ざった献立は、飽きの来ない一膳として、記憶に残るお食事と好評です。
私自身、旅と骨董、最近は味噌集めも趣味にしており、私の人生(仕事や旅)のテーマは「どうしたら海外の方に日本の良さをアピールできるだろうか」ということ。それには、海外からの旅行者に日本の生活様式を体験していただくと共に「おもてなし」を感じていただき、旅館に宿泊していただく事が、日本・日本人を理解していただく一番の近道だと思っています。
下町情緒残る三ノ輪の街にある「行燈旅館」で、世界中のお客様、そして日本のお客様がお寛ぎになり、旅の話で交流する場となることを願います。
館主 石井敏子
アクセス
東京都台東区日本堤2-34-10
TEL 03-3873-8611