こちらの壁面タイルアートはアーティストであるミー石井画伯により、九州は有田焼の副島個人工房にて2009年に石井画伯が2晩かけ手書きで書き上げた作品です。副島工房ではタイルを窯で焼き、その後東京へタイルをバラで送っていただき、ミー石井、建築関係者と私とで行燈内で再びタイルを繋ぎ合わせ、タイル裏に番号を付けた後、タイル職人の方に完成させていただきました。完成後の真夜中、踊りを踊っている男の人の絵の左足が一枚さかさまになっているのを私が発見し、自分で正しい位置に戻したのも今では楽しい思い出になりました。
私が子どもの頃は毎晩賑やかな銭湯に通い、色々な出来事や光景を見てたくさんの知識や常識を得ました。また、お正月になると壁の大きなペンキ絵が変わるのをとても楽しみにしておりました、行燈のジャグジーでもその楽しさが伝わり、皆様がリラックスしていただけると幸いです。